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2022.08.17

夏季の植栽工事について

ランドスケープは夏季(今年は6月下旬~9月末…10月初旬予定)の高温多湿な期間は植栽工事は、基本的にはお断りしております。

この時期の植物は生育が活発な種類もあれば、環境に耐え忍んで成長が止まる種類もあります。さらに1.8m以上の樹木は仮植して畑などに地植えをしており、掘り起こすときに根が傷むことがあり、それが原因で水の吸い上げが間に合わず枝葉が弱って落葉します。

つまり、植えたとしても枯れてしまうことが多いので行うことができません。

 

お急ぎでなければ、秋までお待ちいただくことになります。…が、お急ぎの方はどうなるかというと、いくつかご提案ができます(^^)/

①まずは暑さに強い植物であれば植えられます。夏に咲く花苗であれば高温多湿でも問題なく育つ種類もあり、近年よく耳にするオーストラリアプランツはこれに該当する種類がいくつかございます。

 

②植える場所の日当たりをご確認ください。例えば丸一日日が照りつけるような場所はさすがに植物も弱ってしまいますが、朝少ししか日が当たらない場所であれば植えられる植物は多いです。花期の植物は花数は少なくなりますが、葉色・樹形を観賞するものであれば問題ありません。

↑こちらはクレロデンドルムという品種で花期は今ですが、真夏の西日に弱い低木です。植えた場所は、

↑お昼前後に数時間のみ日が当たる位置です。西日も当たる場所ですが、シマトネリコの足元に植わっているため木陰になり環境はちょうど良いです。

 

③背の高い木は鉢植えであればご用意できます。最近ではシンボルツリーを鉢植えで彩る方も増えてきています。鉢植えの場合は最初から大きいものを植えることが難しいため、必然的に小さい苗木を植えることになります。

H1.5m前後であれば鉢苗で管理していることがほとんどです。根を痛めることなくそのまま植えられますので問題ありません。

↑小さな苗木にして成長過程を楽しむのもおすすめです、足元が寂しくなることもありますので、寄せ植えにするものおすすめです。お水やりは鉢底から染み出るくらいたっぷりとあげ、さらに鉢自体にも一緒に水をかけて外側から暑さを和らげるようにしましょう。

 

この条件をクリアしていても、水やり不足はもちろん、なかには環境の変化に耐えれず枯れてしまう個体差もございますのでご注意ください。

花期に植栽工事をご希望の方、条件・環境が合うかどうか気になる方は一度ご相談ください(^^)

 

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