大洲市の古民家「NIPPONIA HOTEL大洲 城下町」の外構・お庭の改修工事をさせていただきました。

設計・施工する上で、大切にしたのは「ありのままをデザインすること」です。

貴重な古民家の全てを新しくしてしまうのではなく、当時の面影を残したまま、美しいお庭を目指しました。

この場所は芝を一面に張り、建物や周りの景色を見ながらお食事などを楽しめるよう設計しています。

工事の最中、木蝋を製造するための道具や当時使用されていた瓦などの、歴史的なものが多く見つかりました。

長年眠っていた風合いを活かし、庭を彩る装飾として様々な箇所にちりばめています。

↓夜はライトアップされ、よりロマンチックな空間を楽しめます。

美しい山肌を再現したこの場所は、ちょっとした散策気分を味わうことができます。

設計をしていく際見つけた資材を調べていくうちに、大洲の歴史や当時の生活を知ることができました。

またそれらを活かしたデザインの大切さを再度認識しました。

伊豆の小京都 大洲「NIPPONIA HOTEL大洲 城下町」へ、ぜひお越しくださいませ。